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塩の役割と補修2020/06/25



牧場で使用されている、牛のための塩を入れるBOXを補修させていただきました。

牛が誤って踏んでしまった際や、塩が目いっぱい入るので重みでよく壊れるそうで、
溶接で一応一体にはなっているのですが、かなり弱いのでL型のアングルを両サイドに溶接し、
補強しました。

DSCF5406.JPG


それと合わせて高さUPのために前面にSUS板を溶接しておきました。
もちろん牛の舌が傷つかないよう入念に面取りと、端部は少しRを取って
安全面も考えました。

DSCF5407.JPG


余談ですが、無知で牛が塩を舐めるのを知らなかったので気になってちょっと調べてみると、


「動物の餌は草食動物では植物であり、植物にはナトリウムや塩化物があまり含まれていないので、
塩の補給が動物の栄養で重要な要素となる。」


「塩欠乏が続くと、食欲を失い痩せて、乳牛では乳が出なくなり、やがて死んでしまう。
このようなことから飼育動物では動物の健康管理、生産性向上の観点から塩を飼料に混ぜ、
あるいは自由に舐めさせるようにし、塩と一緒に不足しがちなミネラルを強化して与える。」


とありました。

考えてみれば当たり前のことなんですが、人間にとって塩が必要なように
動物たちにとっても塩は大事なんですよね。。。

また一つ勉強になりました。

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