少し前になりますが、お墓の巻石に手すりを施工してきました。
通常はコア工事後に埋まりこみで施工することが多いのですが、
当初別の業者様がされる予定だったので、コア工事が難しい場合が
あるので、あえてビス止め式にしておきました。
まずは位置出しです。
手すりを所定の位置に持ってきて、原始的な方法ですが
寄りを見ながら均等になるところでテープを貼って決めておきます。
何かあっても養生テープが保護代わりになるので便利です。
ここでずれると手すりが巻石に対して斜めになってしまうので注意します。
位置が決まればマジックなんかでマーキングしておきます。
すべてマーキングし終えたら中心を狙って下穴を明けていきます。
巻石は滑りやすいので最初は低回転でゆっくりあせらず。
所定の削孔の深さのところにあらかじめドリルにテープを貼っておくと、
わかりやすく作業しやすいです。
下穴が明け終わったらプラグを装填し、ビスで固定していきます。
前後の位置が出ているのを再度確認してまず1か所ビスを打って、
最後にもう一度左右の寄りを確認して仮止めし、間違いなく寄りが出ていることを
確認し、すべてのビスを止めていきます。
ビスを止め終えたら拭き上げと現場整理、掃除をして完成です!
小さい手すりですが、巻石に傷がつかず、割れないようするのと
当然ですがきちんとした寸法で制作されているので寄りに注意したり、
確認作業が多くなかなか神経を使います。
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