今回紹介するのは、当社で製作しました墓参用具棚です。
元々墓地に設置してあった鉄製の棚がサビでボロボロになっていたので
オールステンレスでのやり替えです!
角パイプと丸パイプをカットしての製作なんですが、製作をするにあたって注意するべきポイントが
いくつかありまして。。
棚のバケツを引っ掛ける部分の丸パイプを角パイプの内々に収めないといけないので
カット寸法を注意しながら、擦り合わせをしたりなど微妙な調整をしながら寸法内に収めました。
こういった、何かの内々に収まってくる製品というのは、組み込む順番を間違えると収まらないであったり
色々問題が出てくる場合があるので注意が必要ですね!
最近行った3S活動ついて報告です。
定盤の至る所に置いていたのでどこに置いたか分からず、無駄に探す時間がありました。
なので、使用頻度の高いものを分かり易いよう整理しました。
TIG溶接機や半自動溶接機で使用するものです。
大まかに分けていて欲しいものをすぐ見つけられなかったので
タングステン電極やノズルなど、すぐに分かるようにしました。
以前より使い易くなったと思います。
今後も課題を探して、もっとレベルUPしたいと思います。
既存の手摺りに下桟の取付工事をしてきました。
現地でTIG溶接をします。
取り付け前はこんな感じで、大人でも通り抜けてしまうほどの間隔
です。
採寸した後、工場で部品の加工をしていきましたが、どうしても合わない所もあるので
現地で擦り合わせをしたり、カットし直して合わせました。
取り付け後はこんな感じになりました。
現地での擦り合わせなどは機械が使えないので大変でしたが、いい感じに仕上がったと思います。
施主様からも「綺麗にして頂いて感激しています」とメールを頂きました。
これからも皆様に喜んで頂けるよう努力していきたいと思います。
指紋や汚れがつきにくく、また汚れが容易に拭取れるようHLの扉にクリア塗装をしました。
初めて扉にクリア塗装を施しましたが、HLの良さは残っていい感じになりました。
写真では分かりづらいですが、表面が透明な塗装で被覆され、手触りも独特な感じになります。
沿岸部で塩害を受けてしまう地域にも、もらいサビ対策として有効的だと思います。
但し、動作を妨げないために、レバーハンドルや鍵部にはこの処理はおこないません。
丁番部だけは軸をマスキングテープを巻いて保護して塗っています。
9月から新しいオリジナル製品が3種類仲間入りしました!
・大人気商品のHOSERUNOにハンガー掛けがついた「HOSERUNO-ZG」
(写真のものはオプション塗装の艶消しブラックです)
・そして室内のランドリールーム、インナーバルコニーや軒下取付される
物干しハンガーパイプ「HOSSII-ZG」タイプ(ZGのハンガー掛けはオプション選択になります)
・最後にサッと掛けて玄関前もスッキリ!「ステンレス傘掛け」
どれも実用性を考えて商品化しました。
もちろんご希望のサイズや形状でのオーダー製作も承っております!
ご注文・お問い合わせお待ちしております(^^)
少し前になりますが、お墓の巻石に手すりを施工してきました。
通常はコア工事後に埋まりこみで施工することが多いのですが、
当初別の業者様がされる予定だったので、コア工事が難しい場合が
あるので、あえてビス止め式にしておきました。
まずは位置出しです。
手すりを所定の位置に持ってきて、原始的な方法ですが
寄りを見ながら均等になるところでテープを貼って決めておきます。
何かあっても養生テープが保護代わりになるので便利です。
ここでずれると手すりが巻石に対して斜めになってしまうので注意します。
位置が決まればマジックなんかでマーキングしておきます。
すべてマーキングし終えたら中心を狙って下穴を明けていきます。
巻石は滑りやすいので最初は低回転でゆっくりあせらず。
所定の削孔の深さのところにあらかじめドリルにテープを貼っておくと、
わかりやすく作業しやすいです。
下穴が明け終わったらプラグを装填し、ビスで固定していきます。
前後の位置が出ているのを再度確認してまず1か所ビスを打って、
最後にもう一度左右の寄りを確認して仮止めし、間違いなく寄りが出ていることを
確認し、すべてのビスを止めていきます。
ビスを止め終えたら拭き上げと現場整理、掃除をして完成です!
小さい手すりですが、巻石に傷がつかず、割れないようするのと
当然ですがきちんとした寸法で制作されているので寄りに注意したり、
確認作業が多くなかなか神経を使います。
組立手摺の設置に行ってきました。
ここ最近組立手すりの設置する現場の頻度が多いように思います。
自由度が高いので、それだけいびつで設置しにくいところが
多いということでしょうね。
そしてそういう現場には必ずと言って良いほど手すりを必要とされている方が
たくさんいます。
今回の現場も墓所だったのですが、お年寄りの方が崖を手すり代わりに
昇り降りされておりました。しかも地面は苔が生えていたり、
落ち葉が積もったりと、すごく危なかったです。
合計で大小合わせて3カ所設置しました。
通路は運搬機が通るので、手すりはなるべく端に寄せて有効幅を確保しました。
勾配が揃わないところはフレキで現地で角度調整します。
上から
無事施工完了!
これでもう安心してお墓参りできますね!
製作時のパイプは、厚みや径にもよりますが長ければ長いほど支えがないと
中間はたわみやすくなります。
手すりなど自社で設計する場合はこれ以上はたわむな、とか強度的にも
入れたほうが良いと判断した時は基本的に支柱を入れるのですが、やはり
現場の状況によって支柱がどうしても付けられない時があります。
そんな時パイプの厚みを上げてあげればある程度軽減することができます。
ただ、規格のものを使用するとコストが一気に上がる場合があるので、同等の
強度が欲しい時には、内径にピッタリ合う別のパイプを入れ、溶接で一体にしてしまう
方法を使ったりします。(2㎜のパイプ+1.5㎜のパイプ=3.5㎜といった感じです)
ポイントはやはり内径にピッタリ合う外径のパイプを使用することです。
少しでも隙間が空くようなら意味がなくなりますので組み合わせは限られますが・・・。
予算が限られていたり"どうしても"という時の裏技です。
牧場で使用されている、牛のための塩を入れるBOXを補修させていただきました。
牛が誤って踏んでしまった際や、塩が目いっぱい入るので重みでよく壊れるそうで、
溶接で一応一体にはなっているのですが、かなり弱いのでL型のアングルを両サイドに溶接し、
補強しました。
それと合わせて高さUPのために前面にSUS板を溶接しておきました。
もちろん牛の舌が傷つかないよう入念に面取りと、端部は少しRを取って
安全面も考えました。
余談ですが、無知で牛が塩を舐めるのを知らなかったので気になってちょっと調べてみると、
「動物の餌は草食動物では植物であり、植物にはナトリウムや塩化物があまり含まれていないので、
塩の補給が動物の栄養で重要な要素となる。」
「塩欠乏が続くと、食欲を失い痩せて、乳牛では乳が出なくなり、やがて死んでしまう。
このようなことから飼育動物では動物の健康管理、生産性向上の観点から塩を飼料に混ぜ、
あるいは自由に舐めさせるようにし、塩と一緒に不足しがちなミネラルを強化して与える。」
とありました。
考えてみれば当たり前のことなんですが、人間にとって塩が必要なように
動物たちにとっても塩は大事なんですよね。。。
また一つ勉強になりました。
規格サイズにジャストサイズがない場合や特注サイズがご希望の場合は特注製作をもっとも得意!とし、即対応!の私たちにご相談ください。
お客様に合ったご提案をさせていただきます。