今回ご紹介する製品は
Φ38 ヘアーライン浴室手摺です!
この手摺りはいつもなら曲げて一体製作なんですが、写真を見ての通りコーナーからコーナーの距離が
近すぎるので、角度切りをしたパイプ同士を溶接で繋いでいます。(下側は曲げ加工です!)
我が社のパイプベンダーは曲げから曲げの距離が250ミリ以下になると距離が狭すぎて曲げることができません(>_<)
そこで今回選んだ加工手段が単体で切ったパイプを繋いで短い距離のコーナーを製作するという手段です。
他にもエルボーと呼ばれるコーナーパイプも存在しますが、距離が短すぎて使用できません。。
曲げ加工と違ってピン角のパイプをつなぐのでRにもならないし、丸みもありません。
そのまま使用もできますが、手摺なのでやはり人に優しい形状が望ましいですよね('ω')ノ
そこでいつも繋ぎ加工にはセットの叩き加工の出番です!!
この様に、溶接で繋いだ所に切断砥石で魚の口が開いたように切れ込みを入れて
ガス溶接の火で真っ赤に炙ってハンマーで切り口を折り込むようにキレイに叩いて
叩いた所を再度溶接で埋めて繋いで綺麗に仕上げると
この様になります!(^^)/
切り口の大きさと、叩き具合で丸みや形状がかなり変わってくるのでシンプルな作業に見えて
意外と難しく、作業者のレベルや経験で仕上がりに大きく差が出ると僕は思っています!!
ただの手摺りと言えば手摺なんですが、意外と職人技術が盛り込まれていますよ!(^^)!
では、今回の紹介はこの辺で。。
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