
下水道メンテナンス用階段ステンレス手摺取替工事206
2010/06/01
今回のレポートは、下水道の点検通路の手摺取替え工事です。
みなさんこの写真を見て手すりの材質はなんなのか分かりますか?
見た感じは鉄のように全体にサビが浮き、かなり腐食が進んでますが
実はステンレスで製作した角パイプ手摺です。
今回の仕事はこの腐蝕した手摺を採寸した後撤去し、また新に同じ
角パイプのステンレス手摺を新設するといった工事内容です。
それにしてもマンホール開けてどんどん地下へ降りて行き
このステンレス手摺りを見た時には驚き、絶句・・・でした!
私もいろいろサビや腐食したステンレスを見たことがありますが
こ・・こまでになるとは・・・
見たところ床や壁もかなり傷んでおり、聞く所によると下水道内で
発生するガスなどでが原因のようです。
一部の角パイプの柱の取付ベース部は水が溜まるせいか、
ボロボロで穴があいているヶ所もあり、
縦格子のフラットバーはもげて取れそうな
状態の格子も少なくありませんでした。
人の出入りはもちろん、材料の搬出・搬入もマンホールの穴なので、撤去のとき
は細かく刻んで搬出し、新設時には各手摺り部品をマンホールの直径以内で
製作し、中で組立てなければいけませんでした。
下の写真が工場での製作を終えて搬入する前のステンレス手摺の
各部品です。
新設後の状況です。下水道内でアーク熔接など、煙がでるものは酸欠の危険が
あるので熔接は全てティグ熔接で行い地上で使用する手摺と同じように
溶接部はすべてポリッシャー仕上げしていきました♪
この角パイプ手摺の縦支柱と横材の角パイプもマンホール内での
アルゴン溶接でしたが工場でアルゴン溶接するのとはやはり勝手が違い
下水道内は湿度が高い為、熔接面が曇って見えなくなるので、とても大変でした
地下道内の開口部の手摺と転落防止柵を兼ねた部分ですが
古い手摺を撤去したあとは何もない開口だったので取付作業も
安全帯を使用しながら慎重に手摺を溶接組立していき、
最後に床にアンカーボルトで固定して完了です♪
笠木と下材はsus304の□50×50×3.0を使用し、
縦格子はFB3×38を使用してます。
階段部などの折れ曲がる箇所は、工場で製作した物を搬入し、
柱へ現合熔接して溶接部の焼けを電解研磨して
全体を仕上げていきます。
手摺の廻り込み部やジョイント部は全て差し込み式にして、
熔接した後、ステンレスの酸洗材の角パイプ手摺ですが
すべてビードカットしたのちポリッシャーで仕上げています。
出荷工場から皆さんのお手元に届くまで70
2008/12/15
1)まずは、ハンドソーで寸法切りをし、バリを取ります。この時、あらかじめベンダー曲げに必要な寸法を計算してだしておきます。
柱はパイカットでえぐり加工した後、バリ取りします。
2)この時にパイプの中に入った油をよく拭きとっておかないと、
3)当社では手摺などのコーナー部は従来の先端を叩いてRにする方法やエルボをつなぎ合わせる方法をできる限り少なくして、自社べンダーで手摺としてどなたにも握りやすく形状的に美しい曲げ加工が可能になりましたので、従来の方法よりもコスト的に安く皆様にお届けできるようになりました。
4)寸法や角度に注意して溶接で仮付します。
この時に製品の誤差を少しでも無くす為に、大きい鉄板の上に
5)実物の原寸を墨だしして行います。
溶接の熱によるひずみを取り、溶接焼けの除去作業に入ります。
一般的な電解研磨という方法で行います。酸性の電解液を電極の先につけた布に浸し、電気を流して溶接の焼けを分解していく方法です。
6)焼取り後、中性またはアルカリ性の洗剤で念入りに水洗いします。この時電解液や洗剤をしっかり流しておかないとシミやトラブルの原因になるので、注意しています。
7)水洗い後は、よく空拭きしてから、養生テープを巻いて出来上がりです。
皆さんが普段、何気なく目にしているステンレス製品も以外と手間が掛っているんですよ。
おもしろいでしょ♪







